症例集

症例① ピアニストの腱鞘炎

 

普段は日本にいらっしゃらないそうですが、腱鞘炎の悪化の為帰国して療養している際に、お立ちより頂けました。

帰国日の都合で、1週間の短期集中で通って頂きました。

ESの「スティック」で、痛みの原因筋をピンポイントで探していきました。

 

 

繰り返し通って頂くうちに、痛みを出しているのは拇指対立筋で、その筋を痛ませた原因筋は上腕筋のコリのようでした。

 

上腕筋は肘を曲げる筋肉で、重い物を持ち続けた際にコリをつくる性質があります。
また、この筋肉にコリが出来ると肘を完全に伸ばす事が出来なくなります。

 

上腕筋にコリができる→肘の関節が完全に伸ばせないようにロックされる→拇指対立筋が筋膜で引っ張られる→休んでも良くならない。

 

 

 

痛みを強く感じる少し前に、重い物を持ち続けた出来事があったそうでタイミングも重なっています。

痛みを完全にとりきるまではいきませんでしたが、痛くて出来なかった動きが出来るようになりました。

原因筋に対してのセルフケアもお伝えしましたので、今後のお役に立てると幸いです。

 

最後に感想を頂けました。

 

色々なセラピーを受けてなかなか取れずに困っていた痛みがずいぶん和らいで、信頼できました。所長は御自身がスポーツをされていたので、話も分かり易くて、親身になって頂きとても素晴らしかったです。

 

アンケートご協力ありがとうございました。







症例② 40代男性 慢性腰痛

 

S様

8月の終わりころ

※TP(トリガーポイント)=コリのかたまり

 

腰椎下部から仙骨へかけての腰痛
6年ほど前にくしゃみでぎっくり腰をしてから、痛みが出たり引っ込んだり。最近座る時間が増えました。

 

前屈、伸展どちらも痛みがみられました。

 

 

触診をしたところ、右の右仙腸関節付近に圧痛がみられました。

痛みの位置が仙骨付近なので、多裂筋のTPへのアプローチで痛みが10→6に減少

 

腹部の大腰筋のTPを狙い6→4に痛みが減少。

ESの特徴として、翌日に効き目が出る事が多いので簡単なセルフケアを解説して終了です。

翌日にはほぼ痛みがなくなっていたとの事です。

 

 

現在は週に1回くらいの頻度で再発予防の為に体のケアと、普段使えていない関節を動かすエクササイズを行っています。

 

 

根本の所の原因として、座る時間が長いと股関節が縮こまるため大腰筋にTPが出来やすい環境になっていました。気づいた時に伸ばすだけでもTPが出来辛くなるので、座る時間が続くようなら意識してストレッチを行ってみると良いかと思います。

 

S様のご感想
強い力で施術しているわではないのに、体の奥からほぐれている。不思議な感じ。

アンケート、ご協力ありがとうございました。